工事の種類:解体工事
工事の地域:大阪府東大阪市
建物の種類:木造(築30年程度)
建物の構造:木造2階建て
施工面積:約90㎡

大阪府東大阪市で、木造2階建て住宅の解体工事を行いました。

住宅を解体する前に、家の前のブロック塀とカーポートを撤去

解体前

写真は、丸太足場を組んだ後の現場の様子です。

住宅の解体に入る前に、まずはその手前にあるブロック塀とカーポートを解体・撤去しなくてはいけません。

ブロック塀は、お隣の敷地と繋がっている境があるので、その境目のブロックは手作業で解体していき、それ以外のブロックは重機(4トンクラス)で解体しました。

※全部のブロックを重機で一気に解体すると、お隣のお家のブロック塀まで壊してしまうおそれがあるためです。

カーポートは、手作業で解体しています。

ブロック塀およびカーポートを解体している間は、解体する住宅の敷地内に重機を搬入できない都合上、手前の道路で重機を稼働させていますが、一般車両の通行の邪魔になりにくい位置に置いています。

しかし、道路幅を一時的に狭めている状態は早く解消したいので、すみやかに作業を行いました。

カラーベストはカラーベストだけでまとめて搬出

解体 進めている

ブロック塀、カーポートの撤去が完了し、重機を解体現場に搬入することができました。

写真はすでに、建物の半分くらい解体が進んでいる様子です。

写真に写っている作業員は、風にあおられてたわんでしまった防音シートを、しっかりと張り直しています。

また、解体が進む建物の2階に置いてある袋の中身は、屋根に使われていたカラーベストです。

カラーベストはカラーベストだけでまとめ、搬出を行いました。

 

脚立

さらに、解体が進んだ様子です。

写真に写っている脚立は、解体で出た廃棄物等をトラックの荷台に積みこむ時に使います。

 

外壁だけ残っている状態

さらに解体が進み、残すところは住宅の外壁のみとなりました。

防音シートを張る面積を減らしつつ、住宅の解体を進めていく

解体 すごく進んだ

解体により、住宅が小さくなっていくことにしたがい、防音シートの面積も適宜減らしていきました。

1番低い位置(足場の上から4段目)の防音シートはそのままにして、隣の敷地との境に立つブロック塀を超えて土埃などが飛ばないように、保護しています。

足場の1番上~3段目のシートは、強風にあおられる可能性があるので、必要ないと判断した段階で外しています。

敷地の右奥の方に固めて置いてあるのは家の柱などで、それよりも手前に固めて置いてあるのは金属のスクラップです。

地面に置いていた廃棄物を搬出し、基礎解体にとりかかる

解体で出たごみを大体搬出

木の柱やスクラップなど、地面に置いていた廃棄物を、それぞれ分別してまとめて搬出した後の写真です。

当たり前のことではありますが、地面に廃棄物が置いてあるままでは、土の中に埋まっている基礎を解体することができないので、ある程度キレイに整理します。

 

基礎解体中

廃棄物の搬出がひと段落したところで、4トンクラスのバックホウを使い、住宅の基礎コンクリートを解体している様子です。

 

解体後

基礎をすべて撤去した後は、掘り起こした地面の整地を行いました。

重機で全体的に締固めた後、重機を走らせることができない部分(ブロック塀のそばなど)を、手作業で締固め、表面を均一にしました。

これで、一連の解体工事は完了です。

解体工事全体を通して、工程を早く進めるために行った工夫

解体工事全体を通して必要なことは、安全への配慮はもちろんのこと、できるだけ工程を早く進めることです。

特に、大量の廃棄物の分別・搬出はかなりの労力になりますので、しっかりと人員および車両の台数の確保を行い、スムーズに進めていきました。

解体工事の安全のために気を付けること

今回の解体工事に限ったことではありませんが、解体作業に入る時は、その日その日の作業員同士の声掛けを徹底しています。

例えば、重機を動かす時は「重機に近寄らないように」、解体が進んでいる時は「建物の下に入らないように」を声を掛け、現場全体で共有します。

万が一の事故が起こらないようにするために、作業員全員が安全に対して同じ意識を持つことを心がけているのです。

 

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