工事の種類:解体工事
工事の地域:大阪市平野区
施工面積:約60㎡
今回の工事は、大阪市平野区での木造住居の解体工事事例です。築5年という新しい家の解体工事でした。
もともとこの建物の1階は、障がい者さま専用の建物の作りになっていたのですが、新しく住まわれる方が家を建て直すとのことで解体工事を行うことになりました。
築5年の新しい住居の屋根部分の解体
解体工事を進めるにあたって、まずは丸太足場の組み立てと、シート養生を行いました。
屋根の勾配が約45度と大きいので、作業員が安全に作業できるよう屋根にも足場を組みました。
まずは、屋根材(カラーベスト)を撤去して、2階部分に落として行きます。
解体した屋根の廃材を2階部分に落とし、カラーベスト、木材、ゴミに分けてから地上のダンプに積み込んでいきます。
屋根の撤去が完了した状態です。
築5年の新しい住居の1階・2階部分の解体
屋根を撤去したら、次に2階部分を重機を使って解体していきます。
今回は築5年の新しい家だったこともあり、合板で補強された壁が使われていたり、梁にも大きなビスが用いられていました。
昔の造りの家だと、梁と梁がはまっているだけのことが多いので、重機での解体も容易です。
しかし、今回の新しい住居のようにビスやアンカーボルトが使われたしっかりした建物を重機で壊すと、一度に建物が壊れることがあり、その際に隣の家を傷つけることが考えられました。
その為に、今回の解体工事では、梁をあらかじめ切断して、その梁にワイヤーを掛け、重機で引っ張って、合板で補強された壁ごと「パタン!」と倒す解体方法で作業を行いました。
梁にワイヤーを掛け、2階と1階部分を徐々に解体していきます。
建物を全て撤去した状態です。
次に基礎の解体です。
築5年の新しい住居の基礎部分の解体
最近の新しい住居は、昔の住居と比べて基礎部分も厚く大きくなっています。
場所によっては30㎝以上の厚みの基礎を、アイオンブレーカーで破砕しながら撤去しました。
基礎を粉々にした状態です。コンクリートと鉄筋も仕分けていきます。
基礎が分厚かったので、基礎解体に約6日かかっています。
コンクリートや鉄筋をダンプで運び出して、整地を行います。
まとめ
これで、築5年の新しい住居の解体工事が完了です。
今回は比較的新しい住居で丈夫に造られていたので、ワイヤーで建物の梁を引っ張って壁ごと倒しながら解体する方法で進めました。そうすることで、隣接する住居への衝撃やダメージを回避しました。
以上、大阪市平野区での築5年の木造住居の解体工事事例でした。
築5年程度の新しい建物の解体工事も安全に行いますので、新しい建物の解体をお考えなら『阿川建設』にお任せください。
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