工事の種類:解体工事
工事の地域:大阪府大阪市
施工面積:約82㎡
今回の工事は、大阪市T区の住宅地での、木造瓦葺き2階建て住居の解体工事事例です。
隣家との隙間が狭い住居の解体
今回解体する住居は、隣接する家との隙間が狭く、正面右側にはよそ様の駐車場もあります。駐車場の波板の壁と住居の隙間も狭かったのが特徴です。
隣家との隙間が狭い場合は、足場の組み立てには神経を使います。
まずはガス管の切断工事を行いました。
次に、建物正面2階に設置されていた鉄骨のバルコニーを撤去しました。
その後に丸太足場を組み立てていきました。
隣家との隙間が狭いので、足場が隣家を傷つけないように、慎重に組み立てていきます。
また、先述のように建物右側には駐車場の波板の壁があるので、こちらも壁を傷つけないように慎重に足場を組み立てました。
防音シートで建物全体を囲った状態です。
重機を入れる前に、住居の高さを落とすため、屋根部分は手作業で解体していきました。
屋根部分の解体作業中の写真です。
2階部分を手作業で解体し終わった後の写真です。
1階部分を重機を使って解体していきます。
1階部分の解体が終わった状態です。
次に基礎の解体を行います。
住居周りの犬走り(細い通路)のコンクリートはカッター切りをしています。そうすることによって、隣家の犬走りのコンクリートが割れるのを防止します。
敷地内に5,6か所、重機で深さ1m程度掘り、地中障害物が無いかを確認します。
今回は特に地中障害物は出てきませんでした。
最後に整地をしました。
木杭とロープで人や車が入らないようにして無事、解体工事が完了です。
まとめ
今回は隣家との隙間が非常に狭い木造瓦葺き2階建て住居の解体工事でした。
こういう現場では、解体工事中に丸太足場が隣家に接触して家を凹ませたり、傷つけたりする恐れがあるので特に注意しました。
また、建物の部材の道路への落下・飛散がないように細心の注意を払って工事をしました。
今回の事例のように、隣家との隙間が狭い住居の解体工事も安全に行いますので、住居の解体をお考えなら『阿川建設』にお任せください。
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