RC造2階建て住宅（約200㎡）の解体工事 | 大きな地中梁も効率よく解体　大阪市住吉区 – 実績

工事の種類：解体工事
建物の種類：RC造2階建て
工事の地域：大阪市住吉区
施工範囲：約200㎡

大阪市住吉区にて、RC造2階建ての住宅を解体した事例です。

RC造2階建て住宅の家屋部分を重機で解体

建物は、屋根が両サイドに大きくせり出している形をしていました。

その屋根のせり出し部分が、隣地に落ちることを防ぐため、本格的な重機解体に先んじて解体しています。（せり出している部分を、カットして撤去）

2階の土間（1階の天井）を落として、地面を少し嵩上げします。

そうすれば、建物の1番高い部分に、より重機のアームが届きやすくなるためです。

コンクリートを崩す時は、上から下へゆっくりと押さえ込むようにして崩して、コンクリートの破片が飛び散らないようにします。

コンクリートの中には、多量の鉄筋が通っています。しかし、コンクリートと鉄筋は一緒に廃棄することはできないので、大変ですが上の写真のように、鉄筋だけを抜き出してまとめています。

また、写真には写っていませんが敷地内には、日本庭園として配置されていたのであろう大きな石がたくさんありました。合計で、約3トンぶんです。

石は砕かずに、1つ1つ慎重に引き揚げて搬出しました。石も石だけで、他の種類の廃棄物とは混ぜずに処理します。

RC造2階建て住宅の基礎として、大きな地中梁が入っていました。

まずは重機で、2～3m角で地中梁を掘り起こし、さらに小割り機で細かく砕いてから搬出していきます。

地中梁の解体完了後は、整地作業に入ります。

土砂が流れないようにしっかりと整地をして、今回の解体工事は完了です。

大きなRC造2階建ての住宅でしたが作業効率はよく、手早く安全に工事を終えることができました。