工種:解体工事

工事の地域:滋賀県大津市

施行面積:約225㎡

今回紹介するのは、商業施設の看板を解体して撤去した事例です。

建物を解体することに伴い、初めに建物上部にある地上からの高さが20mに達する看板の解体工事を行いました。

看板は大きな鉄骨で支えられていましたので、手作業でまず看板のブリキを剥がして、鉄骨を下ろすために必要な箇所をガス切断。

その後、クレーンで吊り上げて地上に下ろし、下ろした鉄骨の解体作業を行いました。

看板の解体工事

作業現場は、大津市にある商業施設です。

最終的には、建物をすべて解体することになりますが、まずは看板の解体工事を行いました。

解体工事の作業内容

それでは今回の作業内容を紹介します。

【1】足場組み

看板の周囲にぐるりと足場を組み、防音シートで養生します。

かなりの高さがあり、高所作業で危険なので、周囲に解体したものが落下しないよう、しっかりと養生しました。

【2】看板のブリキを手作業で剥がす

続いて、足場にのぼり看板のブリキを手で剥がしていく作業です。

建物の看板部分は高さがあり重機では届かないため、すべて人間の手で行いました。

看板と鉄骨が大きすぎるため、全てを一気に外すのではなく、まず上半分を撤去します。

ブリキを剥がす作業にはおおよそ1週間を要しました。

【3】鉄骨のガス切断

看板のブリキを半分ほど剥がした後は、鉄骨の必要な部分をガスで切断していきます。

この作業は、鉄骨を地上に下ろすための前段階の作業です。

【4】クレーンで鉄骨を下ろす

続いて、ラフター(ラフテレーンクレーン)で看板を支えていた大きな鉄骨を上半分だけ地上に下ろしました。

鉄骨を下ろすと、組んでいた足場が不安定になり、風などで倒壊する危険性があります。

ですので、鉄骨が無くなった時点で不要になった防音シートと足場をすぐに解体しました。

上半分の鉄骨を下ろし終わった後は、残っている下半分の看板のブリキを剥がして、鉄骨のガスを切断し、クレーンで下ろす作業をもう一度繰り返しました。

【5】再び鉄骨を切断

地上に下ろした鉄骨は、改めてガスで切断し車両で撤去いたしました。

以上で看板の解体作業は完了です。

まとめ

今回は非常に大きな建物で大がかりな作業となりましたが、の看板撤去の作業期間はおよそ2週間弱で済みました。

この後、建物自体の解体を行いますが改めて紹介します。

阿川建設では、大規模な商業施設の解体工事を承っています。

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