工事の種類:解体工事
工事の地域:大阪市阿倍野区
施工面積:2棟合わせて約170㎡
今回の工事は、大阪市阿倍野区での木造2階建て住宅の解体工事事例です。住宅が密集しているエリアで、解体現場向かいに幼稚園があるので騒音や往来に細心の注意を払って作業を行いました。
養生後に住宅密集地の住宅の屋根を手解体
最初に建物周囲に足場を組み、シートでしっかり養生します。
まずは解体家屋の屋根部分の瓦を一つ一つ手でめくって撤去していきます。
重機では届かない屋根の下地の木材部分は、バールとハンマーを使って人の手で解体していきます。
重機による住宅の解体
高さが8mくらいまでになったら、重機(バックホー)を使って解体を行います。
約4~5日で建物が見えなくなるまで解体できました。
今回は建物が前後に2棟つながっている現場で、上の写真で重機の奥に見える白い建物もこのあと解体してきます。
1棟目の解体時のガラを綺麗に搬出し、写真左側の足場も撤去しました。
さらに奥にある2棟目の住宅の解体工事
こちらは、奥の2棟目の建物の屋根です。
瓦は手で落としていきました。
瓦のみ手作業で落とし、その後は重機で2棟目の建物を正面から解体していきます。
ガラをトラックに積んでいきます。
この状態で2棟目の建物も綺麗に解体完了です。
住宅密集地の住宅の基礎解体工事
この後に、基礎の解体を行います。
基礎のコンクリートを割っていき、土が見え始めています。
重機2台で基礎解体作業を行っています。
細かいコンクリートガラの飛散防止のために、写真右側の足場を残し、全面にシートをかけています。
今回は地中障害物は特にありませんでした。
コンクリートの土間の搬出を行います。
住宅密集地の住宅解体後の整地作業
土間を搬出して整地をしていきます。
今回搬出したガラ(鉄筋コンクリート)の量は、3トンダンプで3台分と4トンダンプで5台分で、合計30トン弱になりました。
鉄筋コンクリートの鉄とコンクリートを分ける作業は、当社に持ち帰って行います。
こちらで整地が完了して解体工事完了です。
今回の解体工事現場では、向かいが幼稚園でした。幼稚園の送り迎えの時間帯には歩行者や自転車も多く、細心の注意を払って作業を行いました。
幼稚園のお昼寝の時間帯には音の出る作業を極力抑えて、できるだけ静かに作業を行いました。
以上、大阪市阿倍野区での木造瓦葺き2階建住宅の解体工事事例でした。
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