工事の種類:解体工事
工事の地域:大阪市鶴見区
施工面積:約250㎡
工事日数:1ヶ月
今回の工事は、大阪府大阪市の3階建て一戸建て住宅の解体工事を行った事例です。
外壁、屋根、内装は別の業者に全て撤去され、鉄骨のみになった状態から作業を開始しています。
2階・3階の鉄骨を手作業でガス切断して解体
3階建て住宅の鉄骨の状態では、2階・3階の鉄骨が邪魔になって重機が入らないので、まずはガス切断機を使って手作業で鉄骨を切断していきました。
ガス切断を行うと火花が飛び散ります。両隣の建物が隣接していますので、足場を組んでシート養生(グレーのシート)はしていますが、しっかりと散水をしながらガス切断を行いました。
シート養生は防音・防火・防塵の役目があります。
建物の前の道は車の往来が激しく重機が置けないので、建物の一部(柱と柱の間の真ん中部分)に大きな開口部を設け、そのスペースに重機を移動させて作業を行う方法を取りました。
重機で鉄骨をつかみながら、職人の手でガス切断を行っていきました。
上の写真は、重機を侵入させる1階部分です。
解体後に基礎・地中梁を撤去して整地を行う
上は鉄骨解体後の写真です。鉄骨部分が地面から高さ1mくらい残っているのが見えます。
この後に鉄骨柱のある箇所の基礎と地中梁を解体していきます。
3階建ての建物の基礎・地中梁は、大きく厚く頑丈なので、アイオンブレーカー(コンクリート等を破壊するために油圧ショベルに取り付けるアタッチメント)で破砕しながら撤去しました。
積みやすい形に解体した後に、一つ一つ搬出して行きました。
最後に整地を行いました。隣の家の壁や、犬走り(垣と溝の間や土手の斜面に設けられた細長い通路のこと)に接触・損傷することがないように、気を配り、取り残しのガラがないかを確認しながら整地しました。
今回の作業で気を付けた点は、隣の家屋の屋根が少し越境していた(はみ出していた)ので、隣の屋根を機械や足場で傷つけないように作業を進めた点です。
往来の激しい場所での鉄骨解体作業でしたが、安全に無事完了することができました。工事期間は約1ヶ月です。
作業完了です。
3階建て鉄骨解体のまとめ
今回は往来が激しい道に面した3階建て一戸建て住宅の鉄骨解体作業でした。
このような、重機を使いにくい場所での解体工事のご依頼なら『阿川建設』にお任せください。
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