今回紹介するのは、新築1戸建て住宅で外構工事を行った事例です。
工事の種類:外構工事
工事の地域:奈良市
建物の種類:新築2階建て
施工面積:約200㎡
工事の期間:約 3週間
道路の高さに合わせるよう外構工事を実施
今回は奈良市の新築住宅で外構工事を行いました。
工事の内容は玄関ポーチ(玄関タイル)の打設、玄関周りのタイル張り、駐車スペースのコンクリート打設、砂利の敷き詰め、家屋基礎の左官工事、側溝の補修です。
今回の住宅の工事は基本的な外構工事の流れと変わりませんが、道路と高さ合わせるための取り合いが決まっていなかったため、現場で調整しながら作業を進めました。
また短納期だったため、作業を詰めて行いました。
外構工事の作業内容
それでは工事の内容を紹介します。
外構工事箇所の高さ決めと土のすきとり
はじめに玄関アプローチのタイルや駐車スペースのコンクリート、砂利を敷き詰める箇所など、外構工事完了後の全体の高さを決めて、その高さを実現できるよう不要な土をすき取ります。
その際すきとった土でコンクリートを打設する部分と砂利を敷き詰める部分の高さの調整を行いました。
その後、必要な箇所に砕石を引いて不要な土をトラックで搬出します。
玄関ポーチの打設
全体の高さ決めと土のすき取り完了後、玄関ポーチを打設します。
玄関内部はタイル張りされることになっていましたが、このときまだタイルが張られていません。
ですのでタイルを張った時の玄関内部の高さとポーチの高さ、そして外の玄関アプローチの高さから、ポーチの段数を決め、木枠を設置し、コンクリートを打設しました。
玄関内部のタイルは、別のタイル屋さんに依頼し作業をしています。
玄関内部はコンクリートの状態に砂利とセメントを混ぜたものを引き、高さを微調整してタイル張りしていただきました。
玄関回りのタイル張り
続いて玄関周りにタイルを張る作業を行いました。
まずタイルを張る前に下地を調整します。タイル張りする部分を木枠で囲い、コンクリートを打設。
また玄関アプローチの一部は植栽のためのスペースとして、コンクリートは打たずそのまま残しました。
植栽以外の部分にコンクリートの打設が完了したら、タイルを張っていきます。
道路と玄関アプローチの高さを揃える必要があったので、コンクリート打設の際には、少し勾配をつけるようにしました。
またこのときにポストの支柱も設置しています。
コンクリート部分の目地打ち
続いてコンクリートを打設する箇所に伸縮目地を打ちます。
駐車スペースなどに最適なコンクリートですが弱点もあり、振動や乾燥によってひび割れてしまうことがあります。
コンクリートの間に伸縮目地を設けておくことで、振動や乾燥してもひび割れを防ぐことが可能です。
駐車スペースへのコンクリート打設と建物基礎の左官
続いて駐車スペースの部分にコンクリートを打設していきます。
砕石にメッシュ筋を載せて、コンクリートを流していきました。
合わせて建物基礎部分の左官工事も行って、見た目をキレイにする作業を実施しています。
コンクリート打設後、植栽の業者様に依頼して植栽を実施していただきました。
砂利の仕上げと側溝の基礎工事
最後に砂利部分の仕上げを行い、側溝の基礎を仕上げて敷地と道路の高さを揃える作業を実施しました。
側溝の仕上げが完了後、グレーチングを設置して外構工事は完了です。
フェンスは別の業者様に依頼し、設置していただきました。
道路と敷地の高さを揃える外構工事は阿川建設へ
今回の工事では、道路と敷地の高さを揃えてお客様が問題なく利用できるような仕上げました。
外構全体の高さの調整やガタガタになっていた側溝の補修など、トータルで工事を行っております。
外構工事についてお悩みのお客様は阿川建設までご連絡ください。
それぞれの住宅に合わせた最適な工事を行わせていただきます。