不動産会社様を通して、木造2階建てアパートの解体のご依頼をいただきました。

施工面積約360㎡、アパートは2棟あるので1棟ずつ解体していきます。

まずは右手側のアパートに、足場と養生を組んでいきます。

スレート葺きの屋根材には、アスベストが含まれていました。

アスベストは他の屋根材と同様には廃棄できないため、丁寧に分別した後、飛散しないよう封をして運搬処分します。

屋根の解体が終わったら、重機を入れてアパートの本体部分を解体します。

重機を入れスペースが十分にあるため、手前から順番に解体を進めていきます。

 

右側のアパートの解体が基礎を残して完了したため、続いて左側の棟に足場と養生を組んでいきます。

屋根部分も右側のアパートと同様のつくりなので、同じように解体します。

右側・左側両方のアパートについて、基礎以外は解体が終わった状態です。

廃材はきちんと分別して処分します。

最後に、アパートの基礎部分の解体を進めていきます。

基礎部分の解体後、整地を行い、アパートの解体工事は完了です。

まとめ

今回はアパートだったので1つ1つの住戸につながる水道管が敷設されており、計14戸ありました。

水道管は、解体時にそのままにしておくと破損して水が噴き出てしまいます。
そのため、事前に水道管を閉栓して水が噴き出さないようにしておきました。

水道管と同じくガス管も敷設してあったので、こちらも解体前にすべて閉栓しています。
解体時には、トラブルを防ぐためこのような配慮も大切です。

今回の解体は前面道路が広く交通量が少なかったため、車両の出入りがしやすく作業しやすい環境でした。

しかし前面に通っている電線の位置が低かったので、解体時に重機などが接触しないよう取り扱いには細心の注意を払いました。

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