弊社阿川建設で解体した土地の宅地造成の事例です。

約400㎡の住宅地で戸建て住宅の解体工事をすでに行っており、宅地造成工事前は更地となっています。

元々一軒分の広い土地でしたが、宅地造成によって二軒分に分割する予定です。

敷地は傾斜があり、奥と左手のレベルが高く、右が低くなっている敷地です。
道路面にガレージがあって一段上がって宅地となるように、手前側の土を道路の高さに合わせて掘削します。

また右手には擁壁(CP)ブロックを積むため、右手を掘削しました。
写真で更地の上に盛り上がっている土は掘削したもので、一旦敷地の中央に置いている状態です。

敷地の右手側です。

左手側より低くなる敷地境界なので、擁壁を設置していきます。
すでに掘削はしているので、砕石(さいせき)→配筋と進めていくところです。

型枠をして、基礎部分のコンクリートを流し込んでいるところです。

擁壁(CP)ブロックを1段ずつ積んで完了です。

道路側から擁壁ブロックを見た状態です。
高さに合わせてブロックの段数を調整しています。

この時点で掘削した土などを一部搬出しているので、最初敷地の中央に盛っていた土はもうありません。

間仕切りのブロックを施工しているところです。
配筋と基礎部分のコンクリート流し込みを行います。

擁壁(CPブロック)を積んで、間仕切り部分のブロック施工も完了です。

次は背面のブロック施工です。
配筋と基礎部分のコンクリートを流し込んでいきます。

掘削などで出た余分な残土を搬出しているところです。

間仕切りと前面部ガレージのブロックを設置したところです。
前面部ガレージのブロックには水抜き用の穴をあけており、後で水抜きパイプを設置します。

擁壁やブロックの施工が終わったので、指定されたレベル(高さ)まで宅盤を埋め戻しているところです。

整地が終わったところです。
元は1軒分の広い土地でしたが、宅地造成工事によって画像のように2軒分の敷地に分けました。

上下水道を本管に接続したところです。

宅地造成工事の完了です。
宅地造成は、このような流れで施工しております。

まとめ

今回の工事では、期間中に2度残土の搬出作業を行いました。

宅地造成後は埋め戻すため、残土処理はしっかり土量を計算しながら処分して、埋め戻す土をしっかり残すよう調整することがポイントです。

もし土が足りなければ、新たに土を持って来なければなりません。

もっと広い敷地の場合は、敷地内に山を作って残土を置いておけます。
しかし今回は住宅地ということもあり敷地の広さは限られていたため、途中で計算して土を出していく必要があり、計算が大事なポイントでした。

傾斜のある敷地だったので、レベルの低い所から高い所へと施工していく順序もポイントです。

今回は雨も降らず、良いタイミングで宅地造成工事を完了させることができました。

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