不動産会社様からのご依頼で、歩道切り下げ工事を行いました。

昨年、こちらの敷地内の建物を阿川建設で解体工事しており、新しい建物ができたので歩道の切り下げ工事をご依頼いただき、実施しました。

歩道切り下げ工事とは、車の出入り口を確保するために、歩道と車道の間の段差をなくす工事のことです。

今回のような歩道工事は、事前に公園事務所(地方公共団体市区町が管理する公園の維持管理や、公園利用に関する手続きなどを扱う窓口)への申請が必要で、申請代行も弊社阿川建設が行いました。

車が出入りする間口を確保するために、花壇(植樹帯)を一部撤去しました。
植栽撤去では行政に費用を支払う必要があり、今回は長居公園事務所にて支払いを行っています。

写真右手側に、新しく建った2軒の住宅があります。
歩道は道路側が自転車通路になっており、赤く塗装されています。

まずは古い境界ブロックを撤去していきます。

新しい境界ブロックを設置していきます。
境界ブロックの撤去・新設を行う工程では、車道1車線を封鎖して施工しています。

工事中は歩道が使えないため、誘導員を設置して手前側の車線を歩道にしている状態です。

境界ブロックの基礎を施工しているところです。

建物に出入りする車両が通る部分とそれ以外の歩道部分では、舗装方法が違うため、その境界部分を施工しています。

建物側の土間コンクリート1回目(全2回)を打設したところです。
半分ずつ施工することで、歩行者が通れるスペースを確保します。

花壇を縮小していきます。

向かって右手の植栽(植樹帯)も一部撤去しており、この工事に費用が発生します。
冒頭で触れた通り、弊社阿川建設が長居公園事務所にて支払いました。

花壇縮小工事が終わったところです。
右手側の1/4ほどを縮小しました。

2回目の土間コンクリートを打設したところです。
1回目で打設済みの部分が歩行者の通路となっています。

大阪市の場合、車両を乗り入れする部分の舗装はアスファルトではなくコンクリートにするルールになっており、それに沿ってコンクリートで施工しました。

コンクリート部分は、2週間ほど期間をあけてしっかり固めます。
養生期間は2週間、車両の乗り入れも1週間はあける必要があります。

アスファルトを打設したところです。
花壇の縮小工事で確保したスペースにもアスファルトを施工しています。

自動車の通路を示すためのライン引きを行っているところです。

舗装を塗装しているところです。
自転車の通路は赤く塗装することなど、大阪市から色や仕様の指定があるのでそれを守って施工していきます。

工事完了です。

まとめ

今回は土間を2回に分けて施工を行い、歩行者が通れるように分割して工事を進めました。

2軒新しい住宅が建ってからの切り下げ工事で、この2軒にはすでに居住者様が生活しています。

工事中は車の出入りを制限する必要があり、事前に丁寧に対応させていただきました。
工事では天候による順延が避けられず、その都度ご連絡しております。

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