いつもご依頼いただく不動産会社様からのご連絡で、木造平屋の解体工事を請け負いました。

建物は、住宅地内にある78㎡の平屋建てです。敷地内の駐車スペースから重機を入れての解体工事なので、近隣住民の方に迷惑をかけないよう注意を払いながら解体しました。

着工前の建物の中には多くの残置ゴミがあります。
ゴミが残ったまま不動産を買い取られる場合もあり、その場合弊社では解体と共に残置ゴミの撤去も請け負います。

写真の通り家具や服、オムツなどさまざまな物が残っているので、すべて分別して適正に処分しなければなりません。

写真の駐車スペースから工事車両を入れます。
こちらはコンクリート土間のため、スムーズに車両を入れることができました。

解体するために、まずは足場を組みます。
駐車スペースに積み込み車両が入っていますが、この車両の横にも近隣への飛散防止に養生をしています。

足場が組めたので、屋根の瓦を下ろしていきます。
こちらは手作業で1枚ずつ瓦をめくり、搬出用のダンプトラックに積み込みます。

手作業以外の場所は、小さめの重機を使った解体を進めていきます。

屋根瓦の手解体が終わったので、重機を入れて解体していきます。

今回の建物が平屋だったこととスペースに余裕があったことで、すぐに重機を導入できました。

手前から奥へと解体していき、建物がなくなった部分は風対策として養生シートを下ろしていきます。

基礎以外の解体が完了したため、次に足場を撤去します。

最後に基礎部分の解体です。

基礎部分には地中障害物が埋まっている可能性があるので、その有無も確認しながら慎重に進めます。

基礎部分の解体を進めているところです。
確認したところ、地中障害物はありませんでした。

植木もあったので、枝や幹はチェーンソーなどで伐採して、切り株と根は重機で掘り出しました。

建物・基礎の解体が終わったので、最後は整地です。

その後道路との境界付近に土のう袋を並べ、土砂の流出を防止します。
解体後は現場への立ち入りができないように、木杭とトラロープを取り付けて工事は完了です。

手早く作業を行い、6日間で解体工事が完了しました。
今回のような住宅地は、工期が短いほど近隣の方へのご迷惑を減らせるので喜ばれます。

今回解体した敷地は、また新しい住宅が建つ予定です。

まとめ

今回は駐車スペースがあったことやコンクリート土間だったこともあり、重機をスムーズに入れることができました。

解体もスムーズに進み、6日間という短い期間で解体を完了しています。

住宅地での解体は、工事車両や騒音といった近隣の方への影響があり、スムーズに終わるほど喜ばれます。
解体時には養生シートで保護したり残置ゴミは分別したりと、短い期間でも周りに配慮しながら丁寧に作業いたしました。

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