工事の種類:銭湯解体工事
工事の地域:大阪府守口市
施工面積 :約420㎡

不動産屋さんからのご依頼で、大阪府守口市の銭湯の解体工事を行いました。

今回の工事のポイントは、大量のタイルを適切に分別・処分(土の中にも残さないように注意)したことです。

銭湯の解体工事の大まかな流れ

まずは、足場組みを行いました。

隣の建物と50cm程度しか離れておらず、足場が解体する建物にもたれた状態だと、建物の解体を進めていった際に、足場も一緒に一気に崩れてしまいます。

よって、限られたスペースではありますが、足場が建物にもたれないように注意して、組み上げました。

銭湯は建物の中央部分が鉄骨造になっていて、比較的解体がしやすく、重機が入るスペースを確保するために、手解体を実施しました。

中央部分に重機が入るスペースができたら、重機を入れて、建物の左右の解体を進めていきました。

銭湯ということで、当然ながらRC造のタイル張りの浴室部分があり、これを重機で解体しました。

 

特に量が多かったのは「タイル」

銭湯は、鉄骨造・RC造・木造の混構造になっていました。

廃棄物はそれぞれ、適切な分別・処分を行いました。

特に量が多かったのは、「タイル」部分です。

コンクリートとタイルは、一緒に廃棄することができないため、仕分けが必要です。

タイルに付着したモルタルは、できるだけ剥がして処分しました。

構造としては、「スパンのある屋根」が特徴的

銭湯ということで、「特殊な工程を踏むのでは?」と思う人もいますが、先述した大量のタイルの分別以外には、意外と特殊なことはありません。

構造的には、スパンのある屋根が特徴的ではありますが、解体の難易度にはあまり関わりません。

通常の建物と同様に、屋根は中央から端に向かって解体しました。

 

 

銭湯の基礎解体・整地における注意点

基礎解体において注意した点は、銭湯であるため、水道管の数が通常の建物に比べて多いことです。

もし、解体時に誤って水道管に穴をあけると、大量の水が噴き出てしまいます。

そのようなことがないように細心の注意を払って、基礎の解体を進めていきました。

また、今回の敷地は解体工事のあと、宅地として造成される予定です。

よって、土の中にタイルの破片が残ることがないように、しっかりさらって整地を行いました。

 

 

敷地の周囲に架けられている電線の高さは、“比較的低め”でした。

よって、重機のアームなどが引っかかることがないように、注意して作業を進めました。

以上の工程をもって、今回の銭湯の解体工事は完了です。

まとめ

大量のタイルを適切に分別・処分し、土の中にタイルの破片を残さないようしっかり整地を行って、次の宅地に向けた綺麗な更地になりました!

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