工事の種類:鉄骨2階建て住宅の解体工事
工事の地域:大阪府堺市
施工面積:約84㎡
大阪府堺市で、鉄骨2階建て住宅の解体工事を行いました。
道路と住宅の間には、市が所有する水路が通っていましたので、これを傷めることがないように工事を進めていく必要がありました。
また、住宅の左右には、隣家が所有する通路(道路から玄関まで続く道)も通っていました。
通路は舗装されているので、これも傷めることがないように、慎重に工事を進めています。
足場を組み、防音シートをはる
解体する住宅の周りに足場を組み上げ、土埃の飛散や騒音を抑えるための、防音シートをはりました。
鉄骨2階建て住宅の正面から重機を入れて、建物の解体を進めていく
重機を住宅の正面入口から入れて、住宅手前の下屋(げや)から奥に向かって、解体を進めていきます。
2階にはブリキの屋根があり、まずはそれを取りました。次に木造の内壁を、撤去しました。
解体で出たゴミを分別・搬出しながら、最後に鉄骨のフレーム(構造体)だけ残る状態にしました。
鉄骨は、ガスで切断します。このガスを用いる切断作業のために、引火の可能性がある木材を先に取り除き、搬出してあります。
また、土埃の飛散を抑えるために、散水を行いながら、解体作業を進めました。
(散水を行うことで土埃は水を吸って重くなり、風にのって飛ばされにくくなります。)
鉄骨2階建て住宅の基礎や周りの植栽・ブロック塀を撤去し、整地をして工事完了
住宅の建物部分を解体し終えたら、足場・防音シートを撤去しました。
住宅の基礎の解体を行いました。奥に見える植木も解体の対象で、重機で引き抜いています。
周囲のブロック塀も、解体しました。
隣地の住人様からのご要望で、用心のためにフェンスを設置しました。
最後に、整地を行いました。
ロープを張り巡らし、関係者以外の立ち入りがないようにして、今回の鉄骨2階建て住宅の解体工事は完了です。
これからこの土地には、新しく一戸建てが建つ予定とのことです。
まとめ
今回の解体工事のポイントは、解体する住宅の木造部分の中に、鉄骨フレームが入っていたことです。
先述したように、鉄骨フレームはガスによって切断作業を行うため、万が一木造部分に火花が引火すると、あっという間に燃え広がってしまう危険性があります。
よって木造部分はすべて先に撤去・搬出を行い、散水を続け、引火を確実に防ぎました。
市が所有する水路と、隣家が所有する玄関までの舗装通路、5つほどあった境界プレートについても、傷めることなく工事は完了しました。
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