工事の種類:宅地造成工事
工事の地域:大阪市鶴見区
宅地造成面積:約800㎡

大阪市鶴見区にて、宅地造成工事を行いました。

11戸の戸建て住宅を建てるために、約800㎡の土地を造成します。

地盤が全体的に下がっているのを、土の埋め戻しにより400~500mm嵩上げしたことが、今回の工事の大きな特徴です。

また、作業範囲を「北側」と「南側」に分けており、「北側の工事を終わらせてから南側の工事を終わらせる」という段取りにしています。

  • 地盤調査
  • 境界ブロックの施工
  • 汚水管の布設
  • 汚水桝の設置
  • 雨水管の布設
  • 水道管の布設
  • 古い桝(ます)の交換
  • ガス管の布設
  • L型側溝の施工
  • U字側溝の施工
  • 埋め戻し(嵩上げ)
  • 専用道路のアスファルト施工

上記が、今回の宅地造成工事の主な作業内容です。

地盤を調査する

宅地造成工事の開始にあたり、まずは作業用の車がスムーズに敷地内に入れるよう、砕石で緩やかなスロープを作りました。

そして、地盤の調査をしました。位置・高さ・水平の基準などを見ています。

確認した基準点に沿って、以降の工程を進めていきます。

隣地との境界にブロック塀を新設する

隣地との境界に、ブロック塀を設置しました。

 

ブロック塀は土留めの役割もあり、積み上げが完了したところから、土の埋め戻し(嵩上げ)をしていきます。

汚水管を布設する

(建築予定の)各戸から、前面道路の中央を走るメインの配管へ繋がる、汚水管を布設しました。

専用道路のL型側溝を造る

宅地専用道路の、L型側溝を造ります。上の写真は砕石敷きの後に、型枠をはめている様子です。

 

枡(ます)を間に入れ、コンクリートを敷設しました。

 

コンクリートが固まった後、型枠を撤去します。

 

L型側溝の蓋を、並べていきます。

 

L型側溝の蓋を、並べ終わりました。

 

目地を処理して、L型側溝は完成です。

古い雨水枡の交換

古い雨水枡を、新しい枡に交換しました。

下水管を布設する

(建築予定の)各戸から、前面道路の中央を走るメインの配管へ繋がる、下水管を布設しました。

 

配管が完了したら土を埋め戻して、アスファルトの仮舗装を行いました。

水道管(給水管)の布設

各戸へ、水道管(給水管)を引きました。

前面道路に沿うU字側溝を造る

前面道路に沿う、U字側溝を造りました。

ブロック塀の新設⇒敷地全体の嵩上げ

先にも触れましたが、今回は敷地全体の嵩上げを行っています。

ブロックを積んだ後に、400~500mm土を高く埋め戻しました。

専用道路のアスファルトを仕上げる

専用道路のアスファルトを仕上げました。以上の工程をもって、今回の宅地造成工事は完了です。

まとめ

施工面積が約800㎡(11戸ぶん)と広く、工程も多い工事でした。

大変ではありましたが、段取りをきちんと整え、スムーズかつ無事故で工事を終えることができたのでよかったです。

 

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