工事の種類：解体工事
工事の地域：大阪府東大阪市
施工範囲：76㎡
狭い路地の木造家屋解体のための足場組み
今回の工事は、建て替えのために木造瓦葺き2階建て家屋の解体工事を行った事例です。東大阪市内の住宅が密集する、表通りに面していない狭い路地の入り込んだ場所での家屋の解体工事です。
小型工事車両は進入できる道幅ですが、通行人や別の家屋に注意を払いながらの作業になりました。
解体日のギリギリまで住民の方が住まわれており、工事初日には家具関係などの動産物の処理もさせていただきました。
お隣との境界線が分かっていましたので、足場を組む前に犬走り（細い通路）のコンクリートをカッター切りしています。そうすることによって、隣家の犬走りのコンクリートが割れるのを防止します。
その後に足場を組み、防音シートを設置します。住宅密集地ですので養生はしっかり行いました。
狭い路地の木造家屋を屋根から解体
まずは瓦の撤去を行います。狭い場所でしたので、屋根瓦を手で剥がし、建物の高さを低くしてから重機を入れて機械での解体を行いました。
狭い路地の木造家屋下の地中障害物の撤去
上の写真は家屋の基礎を解体しているところです。
今回基礎を解体しているときに、建物正面右側の土の中から地中梁のような障害物が出てきました。
このような障害物は、この後の建築段階で邪魔になりますので、工務店様と相談して撤去することになりました。
この障害物は長さが7，8ｍあり、恐らく昔に建っていたであろう建築物の跡と思われます。この地中障害物は建物の裏側まで続いていましたが、途中で切断して掘り起こしました。
大阪では地中を掘り返すと、戦時中の建物のレンガなどが出て来ることが度々あります。このような地中障害物を発見したときは、状態を確認後すぐに工務店様に連絡し、現場に来てもらって今後の作業内容を打合せします。
このように、解体後の工事に支障がないように地中物の有無にも注意を払うのが我々の役目であると考えています。
きれいに整地をして木造家屋解体の完了
整地をしているところです。
整地後の写真です。
以上、狭い路地での木造家屋の解体工事の事例を紹介しました。
今回は地中障害物の撤去も含め約5日で解体工事が完了しました。阿川建設では今回のように地中障害物が出たときでも、迅速に対応・連携して、お客様のことを考え解体工事を行います。
狭い路地での木造家屋の解体工事のご依頼なら『阿川建設』にお任せください。
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