工事の種類:解体工事
工事の地域:四條畷市
建物の種類:木造
建物の構造:木造平屋(離れ)
施工面積:18㎡
今回は、四條畷市で行った木造平屋(離れ)の解体工事の事例を紹介します。
昔はお風呂場として使用されていた離れですが、現在は使われなくなり、お庭を広く使うために解体することになったそうです。
屋根の解体後、平屋の外壁をバールで手解体
写真は、すでに瓦屋根の解体が終わった後の写真です。
住居のすぐ近くに建つ平屋(離れ)の解体ですので、砂塵が舞って住居室内に入ることがないよう、慎重に作業しました。
屋根瓦の解体が終わった後は、バールを使い、手作業で外壁を解体していきました。
外壁の解体も、屋根の解体と同じように、砂煙等が舞わないように気を付ける必要があります。
そのため、外壁全体にホースで水をかけて、水分を吸って重くなった砂やホコリが、周囲に飛散せずそのまま下に落ちるように工夫しました。
四面の壁、平屋室内の壁を全て解体し終わった写真がこちらです。
真ん中の大きな窪みは、かつてお風呂だった部分です。
屋根や外壁の解体で出たがれき類は、コンクリートなどの種類に分けてまとめています。
※屋根瓦だけをまとめたものです。
※平屋に放置されていた、その他廃棄物をトラックに積んで置いたものです。
このまま処理場に運搬し、処理場で分別を行います。
平屋の土間コンクリートを重機で解体
平屋の屋根・外壁を解体した後は、土間コンクリートを解体していきました。
ここからは、細かい手作業と合わせて、重機(3トンのバックホー)を稼働させています。
写真では、敷地の1段高い所に重機を置き、解体した土間コンクリートのがれき類を搬出していますが、奥の方の土間コンクリートを解体する際は、重機が通れるようにハシゴをかけ、重機が庭に下りて作業しています。
写真に写っているがれきの山が大きいうちは、重機が通るためのハシゴを置いても安定感に問題はないのですが、搬出が進みがれきの山が小さくなってくると、山の上にかけたハシゴがぐらつくおそれがありますので、極めて慎重に重機を動かしています。
重機で拾い切れなかった細かいがれき類は、作業員がシャベルを使い、手作業で重機が取りやすい位置に寄せています。
土間コンクリートを解体し、がれき類を搬出した後は、ガタガタになってしまったお庭の地面を、レーキやトンボ等を使い、キレイに均しました。
平屋を解体した後のお庭は、広く使えて子どもが遊び回れることを目的とされていて、砂場用の箱(写真水色の箱)を設置しています。
以上の工程をもって、木造平屋の解体工事が完了です。
今回の解体工事で阿川建設が気を付けたポイント
今回行った木造平屋の解体工事で、阿川建設が気を付けたポイントは、やはり重機の扱いです。
実際に住人さんが住まれているお家のお庭の中へと、重機を進入させるので、お家の外壁に重機がぶつかることが無いよう、特に重機の腕の旋回時には、一層気を遣っています。
また先述していますが、解体に伴う砂塵の飛散を最小限に抑えるように工夫し、住人さんの生活を妨げないように気を付けています。
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