工事の種類:除草工事・浚渫工事
工事の地域:大阪府四條畷市
施工範囲:約50m
大阪府四條畷市で、道路わきを流れる川の除草工事および浚渫工事を行いました。
浚渫(しゅんせつ)工事とは、今回のような河川や、港湾・運河などにおいて、底面を浚(さら)って土砂を取り去る土木工事のことを言います。
河川は、公共で利用されるもの。
河川法で定められた「河川責任者」が、川の美観を保つこと・川の流量を確保すること・大雨時の氾濫を未然に防ぐことなどを目的に、メンテナンスを行う必要があります。
そのメンテナンスの仕事を、今回当社が請け負った形です!
※工事前の川
※工事前の川(別角度)
今回のメンテナンス範囲は、約50mほど。
川については、道路わきにあるということ以外、特に工事に影響するような特徴はありませんでした。
(川の形は多様なので、もちろんなかには工事が大変な川もあります!)
浚渫を行う前に、川べりの雑草を綺麗に除去する
まずは川べりに繁茂した雑草を、しっかり除草していきます。
雑草を放置していると、害虫が発生したり、空き缶やペットボトルを筆頭に不法投棄が増えたり、通行の邪魔になったりと、様々な問題が起きてしまうからです。
雑草は、平スコップなどで根元からすくい上げて、除去しました。
根元に泥が付いたままだと、運び出す雑草が重くなってしまい、運搬効率が悪くなるので、なるべく洗い落としてから積み込みました。
上の写真の日がそうなのですが、工期中は雨天に見舞われることもありました。
雨の日の川べりは、想像されるように非常に滑りやすくなっているので、特に足元に注意して工事を進めていきます。
※雑草がなくなった川の様子
※雑草がなくなった川の様子(別角度)
雑草がなくなるだけでも、川の美観は大きく改善されました。
続いて、浚渫(しゅんせつ)作業に入っていきます。
川底に溜まった土泥(どでい)を浚う
川底に溜まった土や泥を、浚(さら)っていきます。
こうした浚渫(しゅんせつ)作業には、泥からくる悪臭の改善や、川の流れの改善といった意義があります。川の水質や美観も、もちろん良くなります!
スコップで土泥を1箇所に集めてきて、上から重機ですくいあげて、搬出用トラックの荷台に載せます。
先に取った雑草もそうですが、浚渫工事で取る大量の土泥も、産業廃棄物扱いです。ルールに則り、正しく処分します。
川の底が見えるまで綺麗に、土泥を取り去ることができれば、今回の除草・浚渫工事は完了です。
除草工事・浚渫工事のまとめ
川の美観は改善され、水も滞りなく綺麗に流れるようになりました。
いつも川の近くを通る人たちにも、「おっ!すっごく綺麗になってる!」と驚いていただけるのではないかと思います。
地域の人々が安心に・快適に暮らせるように行う、公共用物のメンテナンス工事は、大変やりがいがあるものです。
大阪の公共工事も『阿川建設』にお任せください!