工事の種類:解体工事
工事の地域:大阪府枚方市
建物の種類:木造2階建て
施工面積:1階約51㎡・2階約40㎡

 

大阪府枚方市に建つ、木造・瓦葺き2階建て住宅の解体工事を行いました。

前面道路の状況などから、重機を素早く施工範囲内へ収め切る必要がありました。

よって、安全面はもちろんのこと、スピード感を重視する流れとなり、結果として10日かからず解体が完了しています。

準備工事(瓦の撤去・植栽の撤去など)

まずは、準備工事から入りました。

家の正面にたくさん植わっていた、ゴールドクレスト(庭木の一種)を撤去した様子です。

 

庭にも植木があったので、先に伐採しておきます。

その他、瓦屋根の撤去などを行いました。

水路に気を付けながら足場を組み立てる

解体工事にともなう騒音や、粉塵(ふんじん)の飛散を抑えるために、丸太足場・防音シートをはります。

鉄板で養生されていますが、お家の手前には水路が通っています。

水路を破損させないよう、もしくは水路に物を落下させないように気を付けながら、作業しました。

 

ちなみに水路の上の鉄板は元々あるもの(既存)で、解体の対象ではないので、やはりキズ・破損に気を付けます。

人が通るくらいは大丈夫ですが、重たい車が載ると危ないので、鉄板は基本避けるようにしました。

 

控えを取り、強固な囲いを完成させました。

重機を施工範囲にすぐに収め、機械解体を開始する

先に述べたように、前面道路の状況(幅が狭いなど)から、重機はなるべく早く敷地内に収めることを判断しました。

重機が道路に出ている時間を短くするのは基本ですが、「より早く!」というイメージです。

 

解体を早く進めるためには、パワーがありリーチも長い、大きな重機のほうがいいです。

そのためこちらの現場でも、約51㎡という広さのわりには、大型の重機を採用しています。

建物がだいぶ小さくなるまでは重機を扱いにくいですが、内側から足場を押してしまう・建物にぶつけて倒壊させてしまうなど無いよう、細心の注意を払いました。

搬出用の車をうまく手配し、基礎もスピード解体

木造住宅の下には、一般的な布基礎が埋まっていました。

 

廃棄物が多く出ますので、なるべく早く処理場へ向けて出発することができるように、搬出用の車の手配を工夫します。

現場に停まる車は最大1台でも、途切れることなく運び出せるように、何台も車を稼働させていました。

その甲斐があり、基礎の解体も素早く完了しています。

整地(埋め戻し・締固めなど)をして、解体工事は完了!

廃棄物を搬出し終えたら、整地に入ります。敷地全体の埋め戻しや、締固め作業などです。

右手にはアパート境界のブロック塀があるので、衝突しないように気を付けます。

 

水路へ向けて高低差がある部分へは、土が流れないように土のう袋を置きました。

以上で、木造住宅2階建て住宅の解体工事は、無事に完了です!

 

木造住宅の解体にかかる工期はもちろんケースバイケースですが、基本的には10日~14日といわれています。

今回のように、スピード感重視の工夫・手配をすれば、10日程度で完了できることもあります。

しかしただ早く終えればいいのではなく、やはり最も大事なのは無事故であることです。

 

無事故なおかつスピーディであること、これらの両立を目指して、今日も『阿川建設』は頑張っています!

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