工事の種類:解体工事
工事の地域:大阪府四條畷市
施工面積:約126㎡
建物の種類:木造2階建てアパート
大阪府四條畷市に建つ、木造2階建てのアパートを解体してきました。
左右とも近い距離で住居と隣接しているため、飛散物がないよう細心の注意をはらう必要があります。
アパート家屋の解体に入る前の準備工事
今回紹介する工事の班とは別の、準備班が先に現場に入って、足場組み・防音シート張り・屋根瓦の撤去などを済ませてくれました。
重機を1台入れ、木造アパート家屋の解体を進めていく
準備工事は済ませてあるので、いきなりですが重機を使った解体工事に進んでいきます。
写真では分かりづらいですが、前面の道路に対し、現場が60cmほど上がっています。
段差を上がる際は重機に角度がつくので、万が一にも転倒事故が起きないように、よく注意します。
重機が入ったら、建物の正面から奥へ向かって、解体を進めます。間口は広くないので、重機の転回は慎重に行いました。
アパートなど集合住宅の多くでは、1室ごとにお風呂があります。
そして、築年数が古いアパートで多いのは、タイルばりのお風呂。
タイルは木材と分けて廃棄する必要があるので、“お風呂はお風呂”で集中的に解体しなくてはいけません。
部屋数が多いほどお風呂の数も多くなるので、それなりに手がかかるポイントだと思います。
2階へ続くアパートの階段は、最後のほうまで残します。
階段だけはRC造だったためです。他の木材と混ざらないように、解体・撤去しました。
解体中に、全体を通して気をつけたことの1つが、土埃の飛散防止です。
建物が古いほど、乾いた細かい埃が出やすく、近隣へ散ってしまうおそれがあります。
この現場に限らず解体工事の基本ではありますが、こまめに散水を行い、土埃を湿らせ・重みを持たせることで、土埃が周囲に飛散することを極力防ぎました。
木造アパートの布基礎コンクリートを撤去する
木造アパート家屋部分の解体完了後、廃棄物を搬出、足場を片付けるなどして、1度現場を整えます。
そして、アパートの基礎コンクリート(種別は布基礎)の解体に入ります。
基礎自体に特殊な点はなく、スムーズに解体・撤去は進んでいきました。
基礎を掘り起こすにあたり、ガス管が出てくることもあります。
ガス管は引火爆発のリスクがある危険なものなので、ガス会社の方をお呼びして、対応をお願いします。
敷地奥から手前にかけてスムーズに整地
基礎コンクリートの解体・撤去が完了したら、重機を使った仕上げの整地作業に入ります。
整地は、敷地の奥から始めます。
そこから敷地手前にかけて、1度で均し切る(高さも1度できめる)ことをイメージして、整地します。
なるべくロスを減らし、早く工事を完了させるための意識の1つです。
まとめ
整地の終了にともない、今回の木造2階建てアパート解体工事は完了です。
ほぼ予定通りの工期で、安全に解体し終わることができました!
大阪府四條畷市でアパートの解体工事を安全に行うなら株式会社『阿川建設』にお任せください。