工事の種類:解体工事
工事の地域:兵庫県宝塚市
施工面積:約138㎡
建物の種類:木造2階建て住宅
兵庫県宝塚市にて、閑静な住宅地の角地に建つ木造2階建て住宅の解体工事を行いました。
庭付きの戸建てということで、どこもスペースに余裕があり、足場の組み立てや重機の搬入には困らないですが、油断せず今回も安全に解体を進めていきます!
邪魔な植栽だけ先に処分し、足場を組む
まずは、建物の周りに足場を組み立てました。
今回のように、敷地内ですべての足場を立てられることは助かります。
今回の現場は、住民さんがおられた時の植栽が、工事時にもほぼ残っていました。
植栽の大部分は家屋の解体後にまとめて処分しますが、足場を組む際に妨げになってしまうものだけ、先に処分しています。
屋根瓦を手作業で撤去する
他の家屋解体工事でもそうですが、家屋で最初に解体するのは「屋根瓦」です。
屋根材は屋根材だけで分別し、処分する必要があるので、手作業で丁寧に剥がしていきます。
今回の現場においては、敷地の外に物が落ちる可能性は少ないですが、敷地内に落ちるのも当然危ない(作業員に当たる可能性など)ので、手元・足元には常に気を遣いました。
家屋の解体を正面から進めていく
家屋の解体を、家の正面から奥に向かって進めていきます。
柱や梁などの木材のほか、細かい残置物・廃棄物が出ますが、他の種類の廃棄物と交じらないように気をつけます。
木造2階建て住宅は、増築で増えた部分もありました。
が、増築箇所も同じく木造で、劣化の差も大きくなかったので、特別に工夫することはなく、他の増築なしの住宅と同様に、解体を進めています。
(木造+コンクリート造など、もとの建物と構造が違う場合は、解体順序や廃棄物の分別など、配慮する点は多いです。)
植栽を撤去し、住宅の基礎コンクリートも撤去
家屋の解体が終わったら1度現場を整理。残りの植栽の撤去・搬出も行いました。
つづいて、住宅の基礎を解体していきます。
コンクリート基礎は、同規模の木造住宅であれば一般的な布基礎で、特に解体が困難になる点はありませんでした。
一部分は残しつつ、離れの納屋や石垣など外構を解体
基礎解体とやや並行して、離れの納屋や外周の壁、石垣など外構の解体も進めていきました。
今回の現場ですが、解体工事の後に、弊社が引き続いて住宅の造成工事を行う予定です。
またすぐに新しい家が建つことになり、一部水路などは崩さずに置いておく必要があります。
特に壁・石垣の解体にあたっては、残しておく構造を傷つけないよう、慎重に進めています。
不要な土を搬出して、フラットな状態に整地
外構部の解体が済んだら、敷地全体の整地を行います。
不要な土を搬出し、フラットに締固めました。
次の工程である造成工事に、できるだけスムーズに着手できるよう、現場を整えておきます。
まとめ
以上で、宝塚市の木造2階建て住宅の解体工事は完了です。
先に述べたように、住宅街の角地に建つ庭付きの住宅であり、スペースに余裕があって工事を進めやすい現場でした。
途中に不測の事態もなく、工期どおりにスムーズに工事を終えられています。大きな苦情もなかったとのことでした。
これから始まる造成工事も、引き続き安心・安全を絶対条件に、完了したいと思います!
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