今回紹介するのは民家の宅地造成工事の事例です。
工事の種類:解体工事・造成工事
工事の地域:大阪府
民家のお庭を改造して分譲地を造成
この工事ではもともと民家のお庭だったところを解体し、新しく民家を建てるために新たに宅場を造成しました。
解体工事では民家正面の一部外構や植栽、駐車場の土間の解体を行い、お庭の植栽を撤去。
造成工事ではブロック塀を打設して、宅場づくりのための土を大量に搬入し、分譲地となる宅地造成を行いました。
続いて詳しい工事の内容を紹介します。
解体工事と造成工事の作業内容
それでは今回の作業内容を紹介します。
【1】民家正面の塀と植栽一部、駐車場の柵を解体
まずは民家正面の塀と植栽、裏手のお庭につづく駐車場の柵などを解体し、重機をいれるための侵入路を確保しました。
【2】お庭の植栽撤去
つづいて分譲地となる宅場を造成するために、民家裏手にある植栽を撤去します。
【3】土留擁壁の基礎打設
植栽の撤去完了後、土留め擁壁(ようへき)のブロックを積むための基礎を打設していきます。
まずは基礎を打設する場所の土を掘削し、木枠を設置、砕石を敷いて強度を保つための鉄筋を組みました。
その後基礎となるコンクリートを流し込んでいきます。
【4】ブロック塀を設置
その後ブロック塀を組んでいきました。
上の写真は外周部分の写真で、それ以外に既存の民家の裏手部分も同様にブロック塀の打設を行いました。
ブロック塀を設置したあと、勾配をなくすために土をいれて宅場を造成。
もともとのお庭の面積が広かった分大量の土を搬入しました。
【5】駐車場の土間を撤去
分譲地の造成工事が完了したあと、裏手で重機を使用する必要がなくなったため、重機の通りみちとして残していた駐車場の土間を解体・撤去しました。
【6】水道管の引き込み
また新たに民家が2軒できるため、水道工事の業者さんに依頼し2軒分の水道管を新規で引き込みました。
【7】残土を撤去して完了
最後に不要な土を撤去して作業は完了です。
まとめ
今回の工事は敷地面積が広く宅場を造成するための土がかなり必要になりました。
盛り土をする前は1mほど勾配があったので、大量の土を入れる作業を行いました。
阿川建設では紹介したような解体工事に加えて宅地の造成工事を承ることが可能です。
大阪で造成工事を検討されている業者様や個人の方は阿川建設までご連絡ください。