工事の種類:解体工事・駐車場を造る工事
工事の地域:大阪府大東市
施工面積 :約136㎡
不動産屋さんからのご依頼で、大阪府大東市にて、木造2階建てアパートの解体工事、そして駐車場工事を行いました。
着工前の、木造2階建てアパートです。
足場を組む
足場を組みました。
スペースは十分あったので、住宅がきわめて近く隣接しているパターンよりも、作業がしやすかったです。
隣では別の工事(病院を建てる工事)が行われており、左隣の住宅は空き家になっていて、病院が所有されていました。
よって、病院の担当者様とのコミュニケーションを、工事前も・工事中もしっかりと取りながら、作業を進めていきました。
通路が狭いため、搬出用の車両は小型車両にしました。
スレート屋根を下ろす
手作業で、スレート屋根を撤去しました。
下ろしたスレートは袋に詰めて、適切に処分しました。
スレートの下のベニヤ板も、手作業で外しました。
建物部分を重機で解体する
屋根を手作業で解体した後、重機を中に入れて、建物部分の解体を進めました。
手前から奥に向かい作業をして、4~5日で建物部分の解体は完了しました。
基礎部分を重機で解体する
建物部分の解体が完了したら、地中の基礎の解体を行いました。
よくある布基礎で、スムーズに解体することができました。
その後、敷地手前の側溝(後でやり替えを行う)も解体し、余分な土を撤去する「すき取り」作業も100mmほど行いました。
ブロック塀の基礎を造る
計画の深さまで土を掘削した後、正確に平らに仕上げる「床付け」作業を行いました。
ここには、コンクリートブロック塀が立ちます。
コンクリートブロック塀の、基礎を造りました。
配筋をして型枠を立て、コンクリートを流し込んで、乾いた後に型枠を外したら、上の写真のようになります。
コンクリートブロック塀が倒れないようにするための、差し筋アンカーを入れました。
道路から見て手前側は、コンクリートブロックを積まない計画です。
前面道路が狭いため、車が出やすいように、コンクリートブロックをセットバック(敷地と道路の境界線を後退させること)しました。
側溝(U字溝)をやり替え、電柱を設置する
側溝(U字溝)のやり替えを行いました。
駐車場の照明のための、電柱を設置しました。
アスファルトを敷く前に、配線も実施しました。
配線は露出しているよりも、埋設してあるほうが、劣化しにくいためです。
コンクリートブロックを積む
コンクリートブロックを3段ぶん、積みました。
アスファルトを敷き、ラインを引き、車止めを設置して工事完了
アスファルトを敷くための、床付け作業を行いました。
砕石を敷きました。
奥から手前に向かって、水勾配がつけてあります。
全面しっかりと、転圧を行いました。
転圧が甘いと、後からアスファルト面が凹む原因になります。
アスファルトを敷き、ラインを引いて、車止めを設置したら、今回の工事は完了です。
アスファルト敷設の際は、墨出しを正確に行うこと・勾配をきちんと取ることを意識しました。
まとめ
今回の工事のポイントは、工事中であるお隣さん(施主様・ゼネコン)とのやり取りを、丁寧に行ったことです。
特に「境界確認」をしっかり行いました。
当社『阿川建設』では、解体工事だけでなく、その後に駐車場にする工事も一括で請け負うことができます。
依頼者様にとっては、別々の会社に依頼する手間が省けますし、工期を短縮し、工事費用を抑えられるというメリットがあります。