工事の種類:木造住宅解体工事
工事の地域:大阪府高槻市
施工面積 :約165㎡
いつもご依頼をくださる不動産屋さんからのご依頼で、大阪府高槻市で木造住宅(約165㎡・築40~50年)の解体工事を行いました。
庭の植栽や、外構物の撤去も行っています。実働12日で完了しました。
特に気を付けたところは、「石垣は残すため傷めないように注意した点」と、「道路から高い(約3m)宅盤の上で作業するため、落下の危険がないように常に声を掛け合った点」です。
着工前の、木造住宅の様子です。
風情のある縁側や、(枝が伸びてはいるものの)綺麗な庭木を有した日本庭園がある、立派なお家でした。
階段状の地形の中に、敷地があります。
住宅の造りは、平屋の範囲が広くて、一部が2階建てになっていました。
手前に高さ約3mの石垣がありました。残すので、解体作業で傷めてはならない石垣です。
庭木を撤去してから、足場を組む
足場用のスペースを確保するため、妨げになる庭木を撤去してから、足場を組み、養生シートを張りました。
手作業で瓦を下ろす
手作業で、屋根の瓦を下ろしました。
スペースが十分ある道路側に車両を停めて、瓦を積み込み、搬出しました。
重機揚重のうえ、解体作業を進めていく
玄関の庭木や、ブロック・門柱を撤去して、そこに重機を入れました。
そして、住宅が石垣の上に建っているため、重機をレッカーにて揚重(ようじゅう)し、住宅の端から順番に解体を進めていきました。
今回の住宅は、隣地との空きが十分にありました。
宅盤から重機ごと落下することがないように、常に声を掛け合いながら、作業を行いました。
(バランスを崩さないように、地面が平らにしてあって、その上で作業しています。)
特に崖際・石垣には、廃材を積み込むときであっても、絶対に乗らないようにしました。
基礎を解体する
建物部分の解体が完了したら、基礎を解体しました。
切株も、重機で掘り返して撤去しました。
整地をして、作業完了
雨が降ると、土砂が下に流れてしまうため、重機でしっかり固めました。
要所には、土のう袋を積んであります。
隣地との取り合いにある溝は、傷をつけないように、綺麗に残しました。
以上の工程をもって、今回の解体工事は完了です。
更地になった敷地には、また新しい住宅が建つ予定です。
まとめ
年末の工事だったため、中途半端な状態で年末年始の休みを挟まないように、年内で完了させるスケジュールで工事を進めていき、無事に収まりました。