工事の種類:内装解体(スケルトン工事)

工事の地域:大阪市天王寺区

建物の種類:鉄筋5階建てビル

施工面積:210㎡(延床面積)

工事の期間:約2週間

鉄筋5階建てビルの内装解体(スケルトン)工事

今回の工事はビルのテナント募集をする前の内装解体(スケルトン)工事です。

ビル各部屋の内装や水回り部分をすべて解体しました。

解体工事の後には、テナントを募集しリフォームが行われることになっています。

そのため解体せずに残すものと残さないものを、工事前・工事中・工事後に3度、お客様に確認し工事を実施しました。

また工事期間が8月はじめから8月中旬までと、非常に暑い期間でした。内装解体で空調設備も使えなかったため、扇風機を各作業現場に設置。

こまめに休憩をとりながら作業を行いました。

それでは今回の作業内容を紹介します。

ビルの内装解体工事の作業内容

ビル最上階から解体を開始

今回はスケルトン工事のため壁や床材、水回りもすべて解体しました。

スケルトン工事とは、建物の基礎以外の部分をすべて解体する工事です。

合計11部屋と2階~4階にあるキッチンやお手洗いも撤去しました。

キッチンやお手洗いなど水回り部分の解体

キッチンはキッチン設備を撤去するだけでなく。間仕切りのコンクリートブロックを解体をする必要がありました。各フロアでハンマードリルを使い、斫り(はつり)作業をして解体していきます。

斫りとは、ハンマなどでコンクリートを叩いて、削るまたは砕くことをです。

斫り作業では、かなりの音が出てしまうため騒音に注意しながら作業にあたりました。

 

またお手洗いの便器や洗面器、タイルもすべて解体します。

各部屋の内装解体

各部屋の内装も、水回りとともに最上階から解体していきます。

部屋で解体するのは壁材や天井・床材、電気、柱の木材などです。今後のリフォームで不要なドアや配管、配線も綿密に打ち合わせをしてすべて撤去しました。

フロアの部屋の内装解体が完了したら、下の階へと移動して同じ作業を行います。

廃棄物の分別・搬出

各部屋で解体をした際に出るタイルやコンクリートブロック、木の柱を分別して搬出します。

今回の工事は期間が数日に渡ったため、廃棄物を一定量集めてから、この日はコンクリート、次の日は木材というように、日ごとに搬出するものを分けて処理しました。

また写真にはありませんが、ビルの周りに駐車することを避けてほしいというご依頼があったので、できる限り車を止めずに周囲に配慮して搬出作業を行っています。

以上で作業は完了です。

まとめ

今回の内装解体工事は標準的なスケルトン工事でした。

ただし解体後のリフォームのことを考えて工事を行う必要があったため、事前打ち合わせと工事中の確認、工事後にも問題がないかどうかをお客様と入念に確認し、問題なく工事を終えることができました。

阿川建設ではご紹介したような、リフォーム前の内装解体工事を承ることが可能です。

ビルの内装解体をご希望される方は、阿川建設までご連絡ください。